しえろう日記

刀ミュに狂った女のひとりごと

【X(旧Twitter)まとめ】刀ミュにおける「成長と色」② 成長とともに巡る4色とパライソのペンラカラーの話

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【X投稿文章の再掲】

とりあえず投稿文をそのまま転記していますが、あとでまとめ直す予定です。

Xより見やすいと思いますので、こちらに再掲しています。

 

前述の通り、パライソでよく出てきた白・黒・青・赤の4色は、刀ミュで描かれる人の人生の段階に象徴的に表現されている。

先に結論からまとめると、人は以下の順に人生の段階を巡る。

誕生→未熟→成熟→老死→再生(誕生)→未熟→成熟→老死→……

かなり偏っているし大雑把だけど、人生ってこんな順番で巡ると(刀ミュにおいては)言えるのではないか、と私は思っています。再生=生まれ変わりがあるかどうかという点については、個々の死生観等によると思いますが、「めぐる」「繰り返す」というテーマを散々用いてきた刀ミュにおいては、再生という段階を置いても良いのではないかという私なりの解釈です。

さて、①誕生②未熟③成熟④老死というのは、先に述べた4色が持つ意味と重なる。①誕生=生まれたままの無垢な「白」②未熟=発展途上でフレッシュな青春の「青」③成熟=経験を積んで熟した「赤」④老死=すべてを終えて老い死ぬ「黒」、といった具合。つまり人生は、白→青→赤→黒→また白……と巡っていくのではないだろうか。その中で、心の成長によって移行できる青から赤への移り変わりが、見事かつ丁寧に描かれるのが刀ミュの特徴であり面白いところのひとつだと思っている。上手く言えないけど、こう、トマトの実が色づく過程を描いているというか…。

 

パライソでの表現ではこれらの段階を、それぞれ空や海の色と照らし合わせながら描いている。詳しく述べるとここだけでかなりのボリュームになってしまうので省略するが、松井と豊前の♪明け暗れ刻でわかるように、松井にとっての青→赤への成長は夜明けとして表現される。ここで一点、4色の巡りに注釈を加える。赤=夜明けとなると、赤の前段階は夜=黒ということになる。青じゃないよね。これは、「夜明け前が一番暗い」ことの表現ではないかと思う。何事も乗り越えなければならない際には、痛みが伴う。明け暗れ刻、つまり赤黒いとき。赤を迎える前には黒が挟まるというように受け取ることができる。それを空の色とリンクさせて、まだ何も知らない青空→真っ暗な夜空→朝焼けを迎える、みたいな。これを踏まえると、人生の巡りは、白→青→(黒)→赤→黒→白…と言えんじゃないかな。パライソの松井は、青→黒→赤の移行を象徴的に見せたキャラクターだったのではないだろうか。

 

ここで、パライソの各キャラのイメージ(ペンラ)カラーと、彼らが今置かれている段階=色がリンクしているというのが、またすごい。もちろん、すべて私の妄想の範囲なので、証拠として提示するつもりは毛頭ないのですが。まあ、偶然にしては都合が良すぎるようにさえ思う担当カラーなんだよね。ちなみに、このペンラカラーとキャラの成長段階がリンクしているのはパライソだけです。あくまでパライソはたまたま一致していたね、という話で聞いていただけると幸いです。

 

詳しくはキャラクターごとの解釈の際に触れられればと思っているけれど、簡単に色ごとに見ていきたい。まず青系カラーの浦島と松井。浦島がいつ顕現したかは不明だが、兄らから聞いた話が多いなど、その言動からパライソ出陣時点でそこまで経験値が豊富であるとは思えない。兄弟の運命に対しては、刀剣男士としての役割よりも彼らを守ろうとする行動が目立った。パライソ出陣を終えるまで、浦島はまだ自らのアイデンティティが確立できていない段階なのではないかと推察できる。松井は歌合で顕現したばかりの新人であり、冒頭の豊前との会話からもまだ日が浅いことがわかる。明言されていないが、恐らく松井にとってはパライソ出陣が初陣だったのだろう。まだ心を得たばかりの松井は、自らの過去に向き合うことができておらず、刀剣男士としての役割を自認していなかった。出陣を通して、松井は過去や己と向き合い、刀剣男士として生きていくというアイデンティティを確立するまでが描かれている。刀剣男士として生きるとは、任務とはどういうことか。出陣時にこれを知らない段階だった浦島と松井は、フェーズとしては「青」に分類することができる。

つづいて赤系カラーの大倶利伽羅豊前、日向。彼らはすでに刀剣男士として任務に当たる覚悟ができている状態で出陣している。まだ、共通しているのは、誰かのために刃を振るえるという点。特別なシーンとして印象付けてはいないが、大俱利伽羅、豊前、日向の3名は、人を斬ることに躊躇を見せない。斬れない仲間の代わりに斬る場面もあった。人を斬れるということは、刀剣男士として歴史を守ること=人を斬ることが自らの役割であると認識し、刀剣男士としてのアイデンティティを確立している。今自分ができることとして、人を斬る強さを持つ人物ということ。決して冷たいわけではない、むしろ仲間の代わりに自らが嫌な役を引き受けるような人物である。彼ら3名は、すでにアイデンティティを確立した上で、さらに仲間のサポートをできる「赤」のフェーズと言えるのではないだろうか。

鶴丸はひとり白系だが、私としては、鶴丸は一度死んだ上で再生した「白」なのではないかと思っている。死んだとは折れたということではなく、一度死ぬほどの絶望を経験したあとの人物なのではないかということ。のちに鶴丸・大俱利伽羅双騎で描かれる描写からもそう思うし、パライソの鶴丸は赤フェーズを超えて達観している印象を受ける。しかし鶴丸を老獪と評するには、ずる賢さなどが感じられなかった。経験豊富で絶望も見てきた人物。けれど知恵や経験をもって巧妙に立ち振る舞っているというよりは、どこか純粋で希望を持っている状態、まだまだこの世界も捨てたものではないという意識を持っているように感じた。新たな希望としての若い仲間がいるのが大きいのではないかと私は思っている。絶望してしまっている人、すべて自分だけでなんとかしようとしている人は、後輩を育てようとは思わないと思うので。青でも赤でも、黒でもなくそれを超えた白が鶴丸だったんじゃないかなって。

 

青、赤、白とそれぞれのペンラカラーごとにキャラクターを分けたけれども、じゃあ、刀ミュにおける成長ってどのような段階で描かれるんだろう、という内容を続いて述べたい。述べたいのですが、これも長くなったので分けます。

 

 

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